高畑耕治の詩


疲れたこころに



   


疲れたとき
「 疲れた 」
口にするのは たぶん
とても大切

伝えられるのが自分だけでも
犬でも 猫でも
草花や昆虫
星や月でも



   


そうだたまには
がんばった自分
ほめてあげよう



   


醜い行いに心ささくれだつとき
木の葉のみどり
小鳥のさえずり
小川のせせらぎ
草花と風の会話
感じ
洗われよう

大切なひと
想い
あたたかくやわらかに
まだなれること
思いだそう





「 疲れたこころに 」( 了 )

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