高畑耕治の詩


労働の日



生活のため働く日
詩を夢を恋を愛を言葉を
あなたさえ
見失いそうな
無言の
労働の日

けれどかすかに
うごいてくれたな

こころの子宮の


きっとすこしだけ
そだった

言葉ない
今日さえ
一日

産声やどる
たいせつな





「 労働の日 」( 了 )

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