高畑耕治の詩


ゆきやなぎに



きみどりやわらかな葉に
ましろのゆきやなぎ
吹きこぼれ

咲き初めた日

うれしく思い返す頬ふいに
くちづけられ あ
ひとひらひとひら
夜空から
冬ゆきやなぎ

さようなら

こんにちは


ゆきやなぎ
あなたはわたしの初恋の




「 ゆきやなぎに 」( 了 )

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