静脈毛細血管のすみずみ末端まで ひろがり淀みふさぐ疲労 抗うこともできない夜 沈んでゆく 重みであるばかりの 鉛の夜 感じるのは まだわたし 生きてるひと なんだ ぶくぶく あぶくまだ 浮かぶかなもう 浮かばないかな かえろう 赤鮮やかな 赤血球に あわあわしくまた 生きめやも ねがい ぷく
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