高畑耕治の詩


かりそめの




流れ星

さようなら

流れたのは涙でした

瞳かすめ
こころよぎったあの
ひかりの
愛しみ

かりそめの世に儚く
ふりそそいでくれた
流れ星も
あなたの声も

たとえ幻でも
なおさら

美しく
愛しく
いとしい
たいせつな
瞬間でした

抱いたままわたしも
かりそめの身をしり
やがて溶けさるゆきのように
白く
ましろく
薄れゆきましょう




* ルビ 愛しみ: かなしみ。愛しく: かなしく



「 かりそめの 」( 了 )

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