高畑耕治の詩


かなしい

    ともだちに・ふた滴





なくなりよこたわるひとといる

かなしい

泣いても泣いても
つらくて
泣いても泣いても
つかれて

こころけずるばかり

もうどうにもならなくて
どうすることもできなくて

泣くばかり

むけられた
なみだかなしみ 届け
どうか
届きますように

愛されているあなたに




「 かなしい ともだちに・ふた滴 」( 了 )

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