高畑耕治の詩


夏祭り



どこにいてもこころ
なつかしいふるさとに

いくつになっても
初恋のひとのおもかげ
灯りかなしい

星空のした
まあるいあかり
夏祭り

ふるさと抱いてこころ
帰らない帰れない

ふたりみあげたい夜空の川
ひとり
あなたさがしさびしく
夏終り




「 夏祭り 」( 了 )

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