高畑耕治の詩


美しいもの



叫んでいました 声おしころし
こんなに弱いものいじめばかりの世界なんて

お月さまの悲しげなまなざしにてらされ

けどもういちど
こんなに弱いものいじめばかりの醜い社会なんて

お月さまなにもいわず
ただくるんでくれたのです やわらかなひかり

つつまれわたし涙の言葉ばかり
お空へ

負けずに生きて
変える
みつける


美しいもの





「 美しいもの 」( 了 )

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