高畑耕治の詩


悲しくて



悲しくてたまらないときには声に出さずに
かなしい かなしい かなしい と

くりかえすうちになんだか
好きなひと そばにいてくれてるような気がして
あとひとこと
かなしい と 伝え
がまんする



  こだま


がまんしなくていいよと 聞こえた気がした





「 悲しくて 」( 了 )

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