ひとの心は汚れたまま固まると思いしらされる季節にも もみじばかり かえでも いちょうも ひかりに透かされ 彩り移ろわせ 美しすぎるまで懸命に 生きておりました 見つめるひとの瞳のうえに散り輝くもみじばかりは 汚れぬ心ひとにもまだあるのだと
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