高畑耕治の詩


愛と祈りの星魂(ほしだま)の花


星のささやき


悲しみをやわらげてくれる きみの声
「 好き 」
ぼくのこころに星が瞬く
苦しみを癒してくれる きみのささやき

「 ふたりいるとほんとにしあわせ だから
 わかれたあととっても悲しい 」
きみの微笑み きみの涙
ふるえるきみ きみの息づかいにぼくも
ふるえる

「 愛してるって愛(かな)しい わたし
 星のかけらだって感じるの ふたりが
 星くずだった日 思い出すの 」

きみだけのしぐさ
きみだけのぬくもり
きみの 瞳の
輝き 愛(かな)しい星の
輝き

「 わたしたち 星のこどもね
 おかあさんが この星が好き 」

きみと今いる 愛するきみと
生きてる星がぼくも
好き
この星と 生きものたちと
生きていたい

「 生きてるって愛(かな)しい けど
 愛しあえるって 大好き 」

授けられたひかりを
宇宙に捧げ
瞬くきみ

「 愛して 」

かけがえのない星の
ささやき


「 星のささやき 」( 了 )

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