高畑耕治の詩


さくらちょう




花から花へ 舞っているのは
だれでしょう

菜の花色うっすら
アゲハチョウ
梢舞い
羽とめ蜜吸う
桜の花に話すには

ありがとうサクラ
あまい蜜
むすばれたなら
花を透かせて羽ひらき
わたし サクラと
咲きましょう

桜ささめき話すには
ありがとうアゲハ
ほそいくち
くすぐられたなら
羽を透かせて花ひらき
わたし アゲハと
舞うでしょう

羽は花
花は羽
桜揚羽
春おんぷ
溶けあうでしょう

風を透かせて
舞い咲くでしょう





「さくらちょう」( 了 )

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