ピアノの音で 星をつなぐ 記憶のきみの 愛しい星を ゆびさきで そっと結ぶ 消えてゆく星座ばかり とってもきれいだから またたく瞳と瞳に まばたく花びら うっすら淡く重なり 微かにふれあえたのなら 透明無音の滴ちる 星の花の輪 宙の海の波に浮かべ ふっと泣く 夕やみの潮騒の水平線の果て 光遥かな宇宙線の五線譜 果てなく終わりなく歪む 空と時の幻にせめて 星のソナタを ピアノにゆびで 愛おしみ 紡ぐ
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