わたしの好きな詩人はだれも 詩を書くことに 恥じらいをもっていた 詩は初恋 憧れ 青空だった わたしの好きな作家は 生きることに 苦しんでいた 物語は 青い海 風遙かな 旅立ちだった さまよい疲れたいまも 水平線とおく かすかな かなたの くらがりの どこかに 美 あなたはわたしの みちびき 果てない 始まり
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