高畑耕治の詩


水仙、白鳥、雪




凍る
湖水
裂目に

水仙の
真白のうなじ

翔あがり、冬空
とおく
水、底なしのあのあおへ
うすれ溶け 消え
果ててゆく
羽ばたき、

白鳥

になれたなら

桜色の羽さえ
いまはもう
透けて




※読み 真白: ましろ。白鳥: はくちょう。



「 水仙、白鳥、雪 」( 了 )

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