高畑耕治の詩


惑星




そんなに遠くもなく
銀河のなか いま
土星火星木星と
等身大 ともに
並べられていて
こわい

目覚めたらいつも
こわかった
こわされずに
こわされるまで
さいごまで

みつめおもい
みうしなわず
星の間に
惑う




※読み 星の間: ほしのま



「 惑星 」( 了 )

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