高畑耕治の詩


永遠睡眠




眠りがあるから
いられる

ないなら
むり

眠りつづけたいと
ねがわずにいられないけれど
永遠睡眠はひどく
こわい

生きものの
生きざるをえない
あたりまえのことも
問わずにいられない

人であることの
欲と
悲と





「 永遠睡眠 」( 了 )

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