もうろうと 波も雲も彼方への境界も 水平線も なにもみえないあの あやうくあやふやな 白濁した くうかん この目のおくの 乳白色のただよいが あそこにまで流れだし さまよいゆき溶け きえて しまいそう 白い海 白い空 白い世界 白い言葉 白いこころ 白い記憶 とおく 水平線
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