高畑耕治の詩


星の粉



無機物を恋う

白鳥座の
羽ばたきの
ほし波
あび



有機物の
異郷で
異教に
まどい

郷里への
境界

星界を
星粒を恋う



有機物であるかぎりは
たとえ憎しみに
もまれまみれても
捨てず見失わず
有機物の子として
いのち
うやまい愛する
星くずであること




*読み 星の粉: ほしのこ。
星界: せいかい。星粒: ほしつぶ。



「 星の粉 」( 了 )

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