高畑耕治の詩


クルーズ船じゃぽん



暴風雨の夜の海に大小の船。
沈むことはだれも望まない。

操舵室に阿呆たむろし漂う船。
カクギ違法ケッテイのゴミ屋敷と化し。
首相副首相の欲と見栄と財産のため、
コクミンは死ねと。
豪華クルーズ船、
じゃぽん。

文明開化、もう閉じるのか?

容疑者に公正な裁きを。
犯罪者は、
檻に。



 反歌


不治の病だった肺結核。
夭逝した優しい目の文人をおもう。





「 クルーズ船じゃぽん 」( 了 )

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