木立つつむもや 悲愁の雨傘を胸に たたずむ カタツムリのいない紫陽花の 茎にすがる 空蝉 残響する いのち 無辺無限へ無音の音楽 飛翔する
空を破れば 夏 雨ニモマケズ なきしぐれ セミ
セミの通奏低音 旋律の初夏に 戦慄し、 息する
青空セミの夏しぶき
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