ショパンのバラード、スケルツォを聴くたび
美しい曲想は彼にふいに
ふりそそいできたのだと想う。
詩想もまた。
恋も
愛もまた。
地に生みおとされた
生きものであるからこそ。
ふりしきりあい
むほうこうむげんにゆきかい
さきみだれめぐりちる
銀河
星の花びらといま
いつもともに。
白鳥座の飛んでゆくあのむこう
ほらあそこに
アジサイ座
梅雨夜空雨あがり
見あげれば
天の川いつのまにか
紫陽花星雲
美しいしめり
あゆんでるよ
ほら
カタツムリ座