赤くたかく燃え舞い落ちた 楓の枯葉のように 冬夜空痛く かぼそくゆがみ かじかみくちびるかんでいるのか ちぎれそうな月もわたしも いつまでかしらず たちくらみもころびもせず 地と太陽と銀河と くるくる空ころがるよ 身も世も天もほろび 輪廻ほころびても まわるばかりの 渇いたでこぼこ岩のかげりに やわらかなひかり やさしいくちづけ いつかどこかとおくで めぐりきますように
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