高畑耕治の詩


雨ばかりは



こらえきれず雨雲からあふれ落ち
雨ばかりはふりつづけ

悲しい悲しい悲しいと悼みのしずく
木の葉に土にこぼしつづけ

痛かったろう怖かったろう苦しかったろう
生まれ罪なく濁らず
微笑みくださったあなたなのになぜ

傷つけられ

雨ばかりは痛い痛いと
悲しみ叩きつけ流しつづけ



   こだま


雨ばかりは弾けてあちらこちらいちめん
きれいな水玉きよらかなあなた
うつしやどしゆれうたいつづけ




*ふりがな 木の葉: このは



「 雨ばかりは 」( 了 )

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