高畑耕治の詩


バクダン焼けの空



日本国憲法の東京郊外
おだやかなしずかな大好きな空いつのまにか
どこいった?

朝も昼も夕方もお月さまやさしい夜にさえ
おぞましい
軍用ヘリ戦闘機
ゴオごおバリばりドド ど ど ど
漫画の吹き出し
じゃないなんてなんて
悲しい


七十数年前ワガモノガオに
爆弾まきちらした
ビィ25バリに

飛べ戦え

コロされないようさきに
コロしにいけ

命じるものが
どうしようもないヒトデナシだとしても

羽ばたきは空へ
憧れを
はこぶものではなかったか?

武器弾薬搭載機に
のっているのは
のせられていくのは
コワしにいくマチのイエに
生きているのは

人ではないのか?





「 バクダン焼けの空 」( 了 )

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