高畑耕治の詩


あおいよる、こねことお月さまと



目がまたかすみだしてくれたのかこころの
汚れありのままなのかこよい

ひょっこりかきねからあらわれてくれたこねこおまえの
おめめに夜空からお月さまのかがやきもやどり

はるかなときをひさしぶりにあえたような

いつまでもきえないわずかなひとときの まぼろしの

しあわせおぼろな
あおいよる

こねこおまえと
お月さまと
息をしたことばかりは

うしなわれないようなきがします





「 あおいよる、こねことお月さまと 」( 了 )

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