高畑耕治の詩


宇宙感覚



疲れうつむき歩いているときこそ
ふりあおごう空を
星に感覚とり戻そう

わたしは
いる

わけのわからないほどに
ひろがる宇宙の
流れつづける時の
一瞬微小の
いまここ

謙虚に
宇宙感覚に
抱かれよう

できることならあなたと
抱きあいながら宇宙に
抱かれていたい

死ぬまで
死んでも




「 宇宙感覚 」( 了 )

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