高畑耕治の詩


あいのうた(い)


あおく とおく

幼かったぼくの空
ずっととおく
どこまでも
色が消えてしまうそのむこうまで澄んでいたあの
あおい空

あおの
色あい にじみぐあいが 変わったね
どこまでも
移ろう色に

こころのしわが増えたぶん
涙もろい
あお

海も空で
ゆれてるね


「 あおく とおく 」( 了 )

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