高畑耕治の詩


ハモれば、愛




戦争好きのヤツラだらけの
ダラケキッチャッタ
愛せないセカイで

愛するセカイ愛せるセカイ愛の
あるセカイを
想い描き口ずさみせめて
歌おう、ダイスキだと

愛さない愛せない愛の
欠けたこの
セカイで

オンチのハズレた旋律でしか
歌えないワタシだから

ヒズンだこのセカイのどこか遠い
悲しい哀しい愛しい
傷つけられたアナタの
アナタの
声だけは

ハモって、くれて、いる
コワレたワタシにも
聴きとれる

優しい
きれいな
愛の




※読み 愛しい: かなしい



「 ハモれば、愛 」( 了 )

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