老いて 瞳つぶら まぶたうすく 透きとおり 幼子に 笑み 消えてゆくときにだけ 聴きとれるという 澄んでゆき 姿ない 雪の 精 醜くなるばかり のはずの 老いの 闇夜の あわい 雪綿も凍り澄み 月光愛しく 美しく 惑う 女
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