高畑耕治の詩


澄む




世渡りが下手な人がわたしは好き

いのちは濁りであると
しり、うけいれ全心で
あらがい澄むために
やぶれ
生きようとする

きれいなもの
きれいなひと
きれいな
こころ

みたい
ふれたい
好きな
うた

ききたい

生きようと血迷える
励ましを





「 澄む 」( 了 )

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