ねがうとおりにいかず別れて しまうことしか、できなかった 忘れられるはずのない 痛み 悲しみだけをせめてもの ゆるしと、言い聞かせ 死ぬまで 死んでも永遠に ゆるされず あえないの だけれど 眠り薬がほしい 星も月もなんにも ない あなた美しい 肉体の花こころの 花 遠く霞み みえない 夜には 雨雲のむこう 黒ぐろ 時の 病みの 空には いまも瞬き ふたり好き だった 星、星。星 の。雪 かすみ草
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