高畑耕治の詩


ゆめ色の空に




夜空の海の銀河溶け去り
朝空の光、銀色まぶしく、
うろこ雲、
あまのがわ雲

木の葉のそよぎふりあおげば
うっすら
浮かび透けてとおくゆっくり
流れ去ってゆく、
わたあめ雲

ひそやかに昨夜の
夢のつづきの
小さな瞳のよう、ほら
わたあめ月も





「 ゆめ色の空に 」( 了 )

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