高畑耕治の詩


純白のゆくえ



ゆきの精
白さの果てに純音の
光に変わる

無限無色の旋律に
ひるがえりつつ遥か
はる風の精に

そこはかとなく羽衣の
香りもうっすら
はなの精に





「 純白のゆくえ 」( 了 )

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