高畑耕治の詩


星座を



微かなひかり結び
星座を描きたい

神話の天の川はもう
闇のどこにも
みつけられなくても

星空は
かなしみ奏でる
点描画

祖母から母へわたしへ
せせらぎ結ばれ
紡がれて


はじけ
和音してゆく
無限譜だから

星座を描きたい
夜空のこころに

できるなら
花の

星座を





「 星座を 」( 了 )

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