つかのまの、現世利益を願い、 永遠の苦しみ痛みではなくやすらぎを祈る、ひと。 つかのまの星の、いつ、 どこから、どのような言語、発音、呼び名で、 どのような姿を思い浮かべられ、呼び掛けられようと、 願いと祈りを向けられる永遠にとってはほとんど差別されないささいなことではないのだろうか。 願いと祈り、 汚れた命の体の心の目も瞳も、 涙の切実さの、 悲しみの純度で洗われ、 瞬く、 つかのま、 蛍とともに、 星空に。
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