高畑耕治の詩


咲いて、いる。



待合室のテレビで力士がぶつかり転がされまみれた土と流れ落ちる汗と肩を上下させ荒く吐く息は無言で。
けんめいな若い花。もがき咲こうといちめんに、ある。

診察治療室には忙しさもコロナの恐れも踏み越え人に呼びかける看護師さんたちの声、香る。
病に弱まる気持ちさえ励まし癒してしまう心の花の、人は。いる。





「 咲いて、いる。 」( 了 )

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虹:新しい詩
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