高畑耕治の詩


雨と樹と、息する



しめりこぼれ雨粒と散り
小道に香りの記憶しきつめきらめく
オレンジ銀河

ひそやかにたたずむ幹と枝と
緑ふくよかな葉むら

あなたのように
生きられたなら
葉と花びらの精
いつかどこかで
あえるのなら

雨の秋
キンモクセイ
あなたの

樹の息
胸ふかく吸う





「 雨と樹と、息する 」( 了 )

TOPページへ

虹:新しい詩
目次へ

サイトマップへ

© 2010 Kouji Takabatake All rights reserved.
inserted by FC2 system