高畑耕治の詩


星空も海も



冬夜空ふかく瞬きだす
こころの
輝き

瞳の
湖面のおく遥かな拡がりに
凍えふるえる
星の子の
愛しみの

真夏の海まばゆく溢れだす
ときめき

水平線の果て
あおのあわいに
すいよせられ溶けてゆく
鼓動の高鳴り
かなうことのない
愛の
潮騒の

みあげつつまれ
星の海

なつかしく抱かれ
波宇宙

悲しいひとの孤独には
星空も
海も
なぜか優しく涙する




*ふりがな 愛しみ: かなしみ。波宇宙:なみうちゅう。



「 星空も海も 」( 了 )

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