高畑耕治の詩


立葵、面影



タチアオイ
ことばの響きに思い出す
あの日
青空
立ち尽くす
あなたの
横顔

えいえんのりんねるてんなんて
疲れすぎてやりきれない
地獄も天国も
静寂も
こわい

なにもなくなり
ゆくへしれずにさまよいきえても

あなたはかわらず
わたしの想いに
いまもたしかに
咲いてくれているから

抱いて
みちびかれるままに
散りゆく

咲いて
立葵あなたと




*ふりがな 立葵: タチアオイ。面影: おもかげ。ゆくへ: 行方(ゆくえ)



「 立葵、面影 」( 了 )

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