高畑耕治の詩


つぼみ



養分を。
吸わないと、いのち、
枯れてしまう。
草花と樹。みつめ、声きき、話そう。

どんな時代、季節にも、こんなわたしをとおしても、
咲いてくださいますように。

道ばたや枯れ枝の、芽吹く色とりどりの花びら、新緑に、
むけてしまう自然な、優しいきもちで。
詩の花。
感じられますように。

曇りすさみ、、背けすくめうつむく、憂うつな日々。

ちいさな子どもたち、おんなの子の、
ほほえみの、なみだの花に。
きづき、足をとめ、ふりむける、
透明な風が、
訪れてくれますように。

好き。
あわく染まる瞬間が、
消え去りませんように。

つつまれやわらかに、
つつじのつぼみと、

息する。





「 つぼみ 」( 了 )

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