宇宙の闇わけもわからず
無辺無限
でたらめに感じられても
星
ひかる
日本社会の闇あまりに
汚くうるさく
息苦しくても
こども
笑顔あどけなく
涙
ひかる
泥池の
さざ波に揺れる
星かげ
そよ風に瞬く
純白の花を
わたしも泥だと自覚し
みあげ
憧れること
悔いと悲しみの汚濁水の
腐臭の暗闇によわく
沈んでゆきながらも
水面で結ばれた星と花を
水中に揺らめく茎を
泥底に張る細い根を
つつみ守りささえたいと
泥くさく
やわらかく
やさしく
生きること