高畑耕治の詩






世界との境界の
うちから
冷えきる

胸のおく

痛く
ひととしる

砕けちゃえばいいのに
凍えて
いつか溶けますように
小声で

まわた巻き毛の
あったか子犬に
水はじく羽毛
こぶねの子ガモに
やわらか黒毛の
生き別れた子猫に

あいにゆきたい





「 氷 」( 了 )

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