木の間ないてくれたひと声
ホトトギスに
草の間枯れずみつけてくれた
ネジバナ淡いぴんくに
へこたれながらもこりずにまた
四季らせん階段
ひとめぐり教えられ
梅雨の雲間
足もと踏みはずし転落
せずにまだ
ほんのすこし
お空ちかくまで
くらくらくるる
ごらんほら
のぼってゆくのは
落ちてゆくのは
天も地も
ゆくえもしれない
星の間
銀河の腕
遥かならせん
星鳥ホトトギス鳴き
愛しい
星花ネジバナ咲き
優しい
ふしぎなりんね
宇宙四季
くるくらうるる
るらるるる